インバウンド総合情報サイト「やまとごころjp」の運営や地域共創事業などを手がける、やまとごころ(東京都新宿区、村山慶輔社長)が新規に始めた出版事業「やまとごころブックス」の第1弾書籍。
アドベンチャートラベルとは「地域の自然や文化を体感する旅」、そして「身体的活動(アクティビティ)を通じて、自然や文化という美しいものに触れ合うことで、旅行者が内面から変わっていくもの」。村山氏はこのアドベンチャートラベルを、「新型コロナウイルス感染症という前代未聞の事態に直面し、日本を含めた世界中で新しい時代への移行が加速度的に進むなか、地域の観光を根底から変える可能性を持つ起爆剤」と位置付ける。
北海道で日本のアドベンチャートラベルへの取り組みをけん引してきた、水口猛氏(国土交通省北海道運輸局観光部長)、実重貴之氏(同省北海道局アイヌ政策調整官・内閣官房アイヌ総合政策室参事官補佐)、田中大輔氏(同省北海道運輸局観光企画課外客受入推進係長)の3氏が、アドベンチャートラベルとは何か、その可能性、臨場感あふれるエピソード、具体的に実施していくための五つの要素などの全てを盛り込み、執筆した「大全」。
定価は2200円(税込み)。ペーパーバック、204ページ。8月25日発行。問い合わせ先=やまとごころブックスTEL03(5312)8314。